予約の内容は小学生の児童で寝違えて首が痛いのに我慢して体育の授業を行ううちに腹痛がおき母親が迎えに行くと痛さと恐怖で泣きじゃくっているとの事。来院時には未だお腹と首が痛いと泣いていた。お腹は極度の緊張からであろう事が容易に想像できる、真面目なお子さんで相当我慢をしていたのだろう。施術開始からすぐに眠り始め終了まで一度も目を覚まさない。終了後はお腹の痛みも消え首も殆ど痛くないとの事、翌日にはその痛みも消えるで有ろう事を説明し帰宅して頂いた。予想通り翌日には元気に登校されたとの連絡が入る。痛みは危険信号です、我慢していると体が痛みの悪循環をおこします。子供も大人も同じこと。我慢しないでくださいね。

いつも元気で活動的な生活をされていた60代女性、ある日を境に急に元気がなくなり外出もしたくない程の無気力状態になられた。周囲の人もあまりの変わり様に心配をつのらせ出張での施術依頼が有った。見た目は普通に見えたがそれでも元気だった頃とは全然違うらしい。話を伺っても本人も何がどうなっているのか見当もつかず病院でも異常は無いと言われ途方にくれておられた。。施術を始めて早々に大きないびきをかいて熟睡。施術が終わり3日後に予約を入れてもらう。2度目も同じ様にすぐに熟睡された。次回は1週間後と言う事で帰宅。翌日電話が入り、うその様に元気になったとの事。念のため約束の日に施術に伺うが、楽しそうにニコニコしながら、まるで別人の様だ。初回で感じたのは、上半身の凝り、特に首。頭蓋骨の動きが悪い。初回では8割、2度目ですっかり取れたがここまで変化が有るとは。
もう何年も前の事、当時60代の男性、日中活動している時、腕を上げるとだるくなり、下げると楽になる。夜眠る時仰向けになると腕から指先の薬指、小指が痺れて来る。近所の整形外科で検査すると「首が詰まっているのが原因、年齢のせいなので治らない」と言われ知り合いの紹介で来院された。まずは詳しく話を伺う、仕事の姿勢で右腕を使う事が多い。立てっているだけなら無症状。歩行も車の運転も問題ない。一番辛いのは仰向けの姿勢で首はいずれの時にも痛みは無い。病院での「首が詰まっている」と言う曖昧な診断はまず違うと判断。脈を取りながら腕を上げていくと水平を少し過ぎたあたりで消える。早速説明をして仰向けになってもらい痺れを再現、肩甲骨と鎖骨を持ち上げると痺れが止まる。胸郭出口症候群、、。約1時間の施術で症状は全く無くなり1度で解決。その後他の症状で来院されたがあれ以来全く症状は出ないとの事でした。その昔私も同じ様な症状になり、好きなバイクのハンドルを5分も持ち続ける事が出来なくなり泣く泣く手放した事があります。とても辛い症状でしたが今思うと私も胸郭出口症候群だったのかも知れません。肩甲骨周辺の凝りから似た様な症状が出る事もあります。

不意の事故によるむちうち、経験された方も多いと思います。私もその一人。私の場合、追突され直後には大して痛みも無く病院では骨に異常は有りませんと言われ帰宅。ところが翌日から頭を持ち上げる事が出来ない程の首の何んともいえない気持ちの悪い痛みが数日続き、その後は天候等の条件により症状が現れる厄介な状態が数年続きました。同様の患者さんも多いのですが、頭部、頚部の筋肉への施術で確実に良くなります。人間のセンサーはとても優秀な故一度危険を体験するとちょっとした事にも敏感に察知して反応を起こします。ところが本当は痛くなくて良いと言う事を体験させてあげると見事に治まるのです。
肩凝りも酷くなると心まで凝ってしまいます。施術前には硬く険しい表情の患者さんも1時間後には柔らかくやさしい表情に変化され心もほどけています。その表情を見る度にとても嬉しい気持ちになるのです。縁有って来院される患者さんは私にとって、とても大切な方々です、これまでも、これからも感覚を磨きながら心を込めて施術させていただきます。私の施術は技術を超えた感覚の世界です。